出勤して、ホワイトボードを見る。今日も2人足りない。
「すみません、今日もフォローお願いします」。その一言に頷きながら、休憩が消えることも、記録が持ち帰りになることも、もう分かっている。それでもフロアに出れば、あなたはちゃんと笑顔を作るのでしょう。
帰り道にふと思う。「私、いつまでもつんだろう」。
「なんとか回った」の裏で、削られているもの
人が足りない日ほど、現場は「今日もなんとか回った」で終わります。でも本当は、回ってなどいません。誰かの休憩と、記録の時間と、体力と、睡眠を前借りして、回ったように見えているだけです。
そしてその「誰か」は、たいてい、断れないあなたです。
- 本来は2人で見るべき場面を、1人で見ている
- 申し送りと記録が後回しになり、持ち帰りや残業になる
- ヒヤリとした場面を、共有する余裕すらない
- 「私が休んだら回らない」が、休みの日まで頭から離れない
人員配置は、事業所の責任です。あなたの頑張りで埋め続けるものではありません。ここを取り違えたまま働き続けると、まじめな人から順番に倒れていきます。
感情ではなく、事実を残してください
「もう限界です」と伝えても、忙しい職場では流されてしまうことがあります。動くのは、事実の記録です。
勤務人数。休憩が実際に取れたか。危ないと感じた場面。残業時間。この4つを、日付と一緒に短く残してください。
それは職場に改善を求めるときの材料になり、もし職場が変わらないなら、転職や退職を考えるときに「私の甘えではなかった」と自分に示せる証拠になります。訪問介護で働いている人は、訪問介護員が足りない理由で、移動時間や一人勤務の負荷まで分けて整理しています。
今日の一歩
今日の勤務の実人数と、休憩が何分取れたか。この2つだけ、メモに残してください。
1週間分たまったら、それはもう「気のせい」ではなく、動くための材料です。