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介護施設の種類と、働き方の違い

介護しんどい人の転職ノート / 26年目の現役看護師

ひとことで「介護の仕事」と言っても、働く場所によって、毎日の中身はずいぶん変わります。転職を考えるなら、まず施設の種類ごとの違いを知っておくと、職場選びの軸ができます。代表的な5つを、働く側の目線で見ていきます。

特別養護老人ホーム(特養)

介護度の重い方が、長く暮らす施設です。食事・入浴・排泄など生活全般の介助が中心で、看取りに関わることもあります。利用者さんとじっくり向き合えるやりがいは大きい一方、身体的な負担も大きめです。腰を据えてケアに向き合いたい人に向いています。

介護老人保健施設(老健)

在宅復帰を目指す方が、リハビリをしながら一定期間を過ごす施設です。リハビリ職や看護師との連携が多く、利用者さんが回復していく過程に関われます。入退所の入れ替わりがあり、変化のある現場です。チームで動くのが好きな人に向いています。

有料老人ホーム

介護付き・住宅型などの種類があり、施設によって雰囲気がかなり違います。比較的ゆとりのある環境のところも多く、接遇やホスピタリティが大切にされがちです。施設ごとの差が大きいぶん、転職前の見学が特に重要になります。

グループホーム

認知症の方が、少人数で共同生活を送る場所です。料理や掃除など、暮らしを一緒に営むのが特徴で、一人ひとりとじっくり関われます。その反面、少人数体制ならではの責任もあります。認知症ケアを深めたい人に向いています。

訪問介護

利用者さんの自宅に出向いてケアをする働き方です。一対一でしっかり向き合え、自分のペースを作りやすい一方、その場の判断を一人で求められます。移動や時間の組み立ても含めて、自律的に働きたい人に向いています。

「どこがいいか」より「自分に合うか」

どの施設にも、良いところと、大変なところがあります。大事なのは「どこが優れているか」ではなく、「自分の体力・性格・大切にしたいことに、どこが合うか」です。今より働きやすい場所を探すとき、この視点を持っておくと、求人の見え方が変わってきます。

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